出会い 江木さんとの出会いは、星の里大神楽(美星町)です。神楽公演の片隅で、手造り面の販売をなされていました。お話を続ける中で江木さんの気さくな人柄と神楽面製作へのこだわり、愛情が伝わってきました。。 神楽面 「神楽面は、彫り手によって如何様にも変わる」「他の作者の良いところを真似るのも良し」と言われる。 「神楽面掘りとは、ノミに魂を込めて、刻むことであり、神面の性格を面に刻むことである。極力、ヤスリ、研磨を掛けることなく神面の表情を引き出したい。それが、師匠からの伝承であり、いにしえからの伝統であり、私も次の世代にお伝えしたい。」 強者の面(健御名方命・須佐之男命)は、歯を食いしばり、鼻を大きく開いた戦いの形相。一方、姫面(櫛稲田姫)などは、スーとした鼻筋が特徴であり、現代風の美人顔に仕上がっています。 |
創作意欲 江木さんは、全国から寄せられる神楽面、獅子頭、天狗面などの修理や類似面の復刻なども手掛けています。 「依頼された方からのお礼の連絡が何より嬉しいですよ。どのような祭りなのだろう。どんな場面でつかわれるのだろうか。想いながら彫ってますよ。」 実際には同じものではないが、江木さんの気持ちの入った良き面がこの工房で造られます。そして、何処かの祭事にてご利用いただいています。 |
神楽面の修復・複製を依頼される方へ |
全国の神楽面の復刻作業も可能な限りお手伝いできます。 子供たちの為に、ふるさと文化を継承しなければならない。 |
1.実物が郵送できること。 復刻製品が完成するまで返却不可 2.材質は桐(きり)。 3.正確な寸法・色などは、厳守できない。 類似品としてお考えください。 4.お受けできない場合もあります。 5.価格や納期、詳細な内容は、随時打合せいたします。 |
備中神楽をぜひご自宅でご鑑賞ください。 画質は良くありませんが、舞の優雅さをお楽しみください。 |